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相模原分団
JAL出張航空教室


2005年4月
大勢の方が参加して、大会議室もいっぱいになり、熱気に包まれました。体験参加の方の中には分団のホームページや相模原市の広報をみて参加された方もいました。

まずはじめに今日の講師のJALの整備士の方から自己紹介と、整備士の重要な役割についての説明があり、どんな状況下でも整備士が認めないと飛行機が飛べないことを教えていただきました。雪の日には出発まで何度も翼の上の雪を落としていることや、滑走路の雪を取り除いた後も、凍結状態をテストする車を使って急ブレーキでのスリップテストをしていることなども教えていただきました。

次の紹介は今度JALが買い入れる新しい飛行機のことで、今作っているそうですが、総2階建てだそうで、2年後くらいに就航するそうです。


次に「本当は羽田の整備場に来ていただくのがもっといろいろなものを見せられるのですが」と言って、この矢部から羽田までをビデオで体験飛行をしました。
整備場では本物のジャンボ機も何機もあって、見学用の機体に触ったりしてみることが出来るそうです。ここでクイズ。正面のボードにいろいろな菓子パンが吊してあって、何をするのかな?と思っていました。クイズは「アンパンマンが仲間と一緒に見学に来ましたが、一斉に駆けだしたのでアンパンマンが「走らないように」と注意した時にその注意が聞こえなかったパンはどれか、というものでした。答えは端(耳)を切り落とした食パンでした。正解の子にはパンがご褒美でした。

もう一つクイズ。飛行場の滑走路には進入方向の矢印と角度の数字(北を0として角度の上の2桁の数字)が書いてあります。羽田には反対方向からの着陸のために2本目滑走路があります。この滑走路は必ず平行に作ってあります(なぜかな)。一本目の滑走路の角度が「04」としたとき、2本目の滑走路の数字はいくつか。など、簡単そうで間違えやすいようなクイズでしたが、こんなことも滑走路の仕組みがよくわかっておもしろかったです。
あっと言う間に1時間が過ぎて休憩です。このときにはハンガーに掛けてあった機長や客室乗務員の制服を着て、写真を撮りました。


休憩の後は世界で一番大きい飛行機工場のあるアメリカのシアトルに飛んで工場見学です。一機の機体を作るのに約6ヶ月かかるそうですが、それを6分に縮めたビデオでした。日本の分担する割合は、だんだん増えていて、今は30%くらいだそうで、これも日本の技術が認められてきたからでした。組み立てが終わった後はエンジンのテストで、エンジンの近くで火薬を爆発させて、エンジンが落ちないかを調べたり、実際に生きた鳥を飛び込ませてブレードが壊れないかなどの実験も見せてくれました。

そのほかに高度計、速度計の話や、実際に空気を吹いてどのくらいの速度を出せるか、などの体験をさせてくれました。ブラックボックスの中の飛行記録計と音声記録装置もありましたが、今のものは昔のものと違って、すべてデジタル記録だそうです。たとえば飛行記録計は昔のものはアルミ箔に線を書くようになっていました。

次にみんなの中で将来「消防士」になりたい人はいないか、と聞かれたので、何のことかな、と思っていましたが、飛行機の中で火災が発生したときに使う防火面のことでした。透明な袋をかぶりますが、その中には酸素が吹き出すようになっています。その次はライフジャケットの体験でした。飛行機に乗るたびに「ひもを引いてふくらませる」という説明は聞きますが、なかなかひもを引く体験はできません。女子の団員がかぶって、ひもを引くと、見事にふくらみました。頭が抜けないくらいにふくれ、特にあごがあがります。これは海に落ちたときに呼吸を助けるためです。また、このジャケットの肩のところに海水が入ると明かりがつくようになっていて、60時間は上から見えるそうです。

終わりに今日の記念品として、相模原分団に実際の飛行機の窓を利用した飾りをいただきました。最後に一人一人にJALからのおみやげをいただいて解散しました。
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