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相模原分団
yフェスティバル参加


2005年9月

今年の9月例会は、毎年青少年学習センターが行っているお祭り「yフェスティバル」に参加することにしました。テーマは「ホバークラフト」の展示と実験です。これは、相模原分団の数名が参加しているYACのスペースアカデミーで、ロボットチームが模型のホバークラフトを使ったイベントを計画していますので、その勉強も兼ねました。このために、8月の夏休みキャンプでは子供が乗れる大型のホバークラフト作りにみんなで挑戦しました。11日の例会では、まずyフェスティバルの開会式ににみんなで参加したのち、集まって、別紙のような資料を使って、ホバークラフトの勉強をしました。ホバークラフトというのは一般にはGEM(英語でGround Effect Machineの頭文字を取ったもので、船の底から大量の空気を吹き出して、その空気が地面に当たる時に生まれる圧力(地面効果とも言います)を利用してわずかに浮かんで走る道具)で、水の上も地上とおなじように走ることが出来て、しかも船よりも速く走ることができます。浮き上がる力はヘリコプターの数倍もあるといわれています。おもちゃのホバークラフトは、完成品や製作キットも売っていて、作り方も知られていますが、子供が乗れるような大きなものになると、なかなか作り方が分かりませんでした。電気掃除機を分解してそのファン(風を吸い込んで吐き出すところ)を取り出し、夏休みのキャンプで本体を作り上げました。そのあとで矢部のセンターに何度か集まって、乗るところの構造をどうするか、をみんなで考えて、写真のような立派な乗り物を作り上げました。出来上がったホバークラフトの重量は約8キログラムでした。このままで電気のスイッチを入れると3〜5センチくらいも浮き上がって、軽く押すとスーッと動きます。子供を乗せてみると、幼稚園の子供くらいの体重20キロ以下だと、軽く動かせますが、小学生以上だと重たくて充分に浮かびませんでした。それでも風を送らない時よりも軽くなっているので、力を入れると何とか動かすことが出来ました。前進したり、後退したりして、みんなで大騒ぎしながら遊びました。ここで、本物のホバークラフトと比較してみましょう。英国のブリティッシュ・ホバークラフトという会社が実際に作ったもので、ドーバー海峡でフェリーとして船を運ぶのに使ったのがあります。これが重さ150トン、エンジンの出力は13,600馬力でした。つまり、1馬力あたりの重さは11キログラムくらいです。今度みんなが作ったのは送風機の出力は200ワット(1馬力は735ワット)ですから、計算すると本物並みの力があることになりますね。みんなで遊んでいるうちに飾りのだんだら模様の取っ手が壊れましたが、それでもすぐに修理の方法を考えて、構造を変えて動かしたのはさすがに宇宙少年団でした。このような経験をしている時に、それなら今度はどんな構造にしたら壊れにくくなるか、すぐに話し合って、設計変更の図面も書いていたのには感心しました。是非、次にはみんなの考えたように改良をしてみたいものです。団員は大変積極的で、乗せた子供の数を数える団員、ホバークラフト搭乗券を作って子供に渡している団員、宣伝文を紙に書いて張り出して子供を呼び込み行く団員もいたりしました。ホバークラフトに乗る体験をした子供は30〜40人くらいいました。

今回の一番大きな欠点は馬力不足でした。もっとモーターの強いものを使って、中学生くらいでも軽く浮くようなものに仕上げたいものです。それとスカートの構造をもっと研究する必要があります。

こうして今年のお祭りは終わりましたが、みんなで力を合わせて大きなものを作ってみると言うことは、大変すばらしかったと思います。
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