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相模原分団
7月例会 水ロケット競技会


2007年7月

今月の例会は毎年7月に行っている水ロケットの競技会の第4回目で、今年は横浜分団との共同開催でした。競技会に先立って、水ロケットの製作会を2回開き、そこで作った機体を持参して競技会に参加しました。

競技会
 はじめの予定日は7月16日(海の日)でしたが、台風4号が通過した直後で、雨は前日の夕方にはあがっていましたが、それまでの降雨のため相模川が増水しており、又、グランド状況も悪く、延期しました。そのために参加申し込みの方の半分くらいが都合が悪くなって、参加人数が減りましたが、22日は雨に降られることもなく、無事に大会を終えることが出来ました。
 競技は距離競技、高度競技、定点(70メートル)着地競技の3種目で、今年の大会の特徴の一つはロケット発射措置の工夫です。
 これまでの水ロケットの加圧には自転車の空気入れを使用していましたが、トンボと呼ばれる自転車用空気入れの先端を接続するところに、空気が逆流しないように小さな穴に虫ゴムをかぶせた部品があって、そのためにボトル内部の圧力が空気入れのメーターの示す圧力とかなり違っており、大きいときには2気圧もの差がありました。もちろん、虫ゴムの劣化の状態によってかなり変動しますので、とても一定条件とは言えませんでした。
このため、今回から距離競技と高度競技はこの虫ゴムを取り除いた装置を作り、電動ポンプと圧力調整器を利用して一定の圧力(今回は6気圧)をかけ、圧力が安定していることを確認したあとコックを閉じることで、ペットボトル内部の圧力が一定になるようにしました。この装置を使用することですべての発射を一定圧力で行うことが出来ました。競技会ですから、ポンプ圧力を一定にしないと意味がないからです。発射角度は、距離競技は45度、高度競技は90度の一定角度にしました。水の量と発射方向は変えることが出来ます。
 また、この2種目はなるべく能率良く発射できるように3台の発射台に同時にポンプで加圧を行いました。定点着地競技は角度、ポンプ圧力、水の量などいずれも競技に参加する人が自由に決める方式にし、加圧も従来のように自転車用空気入れを使って各自が手動で行いました。リーダーたちは天候を心配しながらも午前8時に集合。テントを立てたり、発射場の準備をしたりしました。9時半になると団員たちが次々に集合してきて、まずは持参した水ロケットの機体検査を受けました。合格した機体はシールを貼って貰います。大きく飛行方向がそれるのを防ぐためです。
 10時からいよいよ距離競技の開始です。今年は発射地点を後方にずらして最長で180メートル取れるようにしました。内部空気圧は6気圧です。
 本物のロケットの発射管制も勤める竹前分団長が発射管制を受け持ち、@ロケットの装着完了 A計測準備確認 Bデータ記録準備確認 C着地地点や飛翔経路の安全確認 D加圧開始 E加圧完了 などのステップごとに「糸川ランプ」(日本のロケット開発の第1人者糸川秀夫先生がペンシルロケットの実験に実際に使用した装置)に順次点灯してゆきました。このランプは全員が見ることが出来る位置にあって、準備状況が一目で分かる仕組みです。周囲の安全確認は、少なくともYACが行う水ロケットの発射実験ではこのような配慮が必要です。
 12時少し過ぎに距離競技が終わり、昼食にしました。
 午後からは高度競技を1時に開始しました。2本連結したロケットでは90メートルを超す記録も出て、なかなか迫力がありました。高度の計測はモデルロケットの高度計を使って2カ所から計測して平均を取りました。
最後は定点着地競技です。70メートルの所に置いた的に向かって、思い思いの角度と水の量で発射しました。一人で2回の発射が出来るので、ノーズコーンを修理して第1回目の条件をどう変更するかを考えて2回目の発射をしました。この競技は点数制で、的の位置が100点、それからの距離が離れると距離の5倍を100点から引いて得点を計算します。
 こうしてロケット競技会は4時半ころ終了し、成績証明書と、上位入賞者は賞状と賞品を頂いて、5時頃解散しました。


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