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火星大接近を見よう -1- -2- 実験してみよう みんなの展示室


「見えた!」で終わらないで
一度きりではなく、時間の許す限り何度も何度も見てください。特に木星や土星を望遠鏡で見たことがある人ならば「火星って、こんなに小さいの?」とガッカリするかもしれません。それでも、何度か見ているうちに、表面の淡い模様や、細かい線が見えてくるようになります。

スケッチしませんか?
模様が見え始めたら、ぜひスケッチを残してください。紙と鉛筆(2Bくらい)数本があれば誰でもできます。
紙に鉛筆で直径5〜7pくらいの円を描きます。これが火星全体です。
望遠鏡で見えたままの火星の模様を書き込みます。
単純なようですが、これだけです。最初は上手く行かないかもしれないですが、何度も挑戦してみてください。ただし、火星も自転していますので、15分以内で仕上げるようにしてください。あまり長く時間をかけると、表面の模様が変わってきます。
時間とか日を変えてスケッチしてみてください。違う模様の記録が残りますので、スケッチした時間も記入しておいてください。火星の自転の様子がわかるかもしれません。
最近は大型書店の天文コーナーに置いてあるガイドブックやインターネットなどでスケッチの様式を簡単に入手できますので、ぜひ活用してください。

みんなの展示室:スケッチや写真をおくってください
火星と地球の大きさくらべ
実際の距離や大きさの感覚をつかんでいただくために、下の表をご覧ください。
火星は、地球の半分の大きさしかありません。参考までに月と太陽系最大の惑星・木星も載せました。火星がいかに小さな惑星かよくわかるでしょう。
つまり、地球に近づいたときにしか、よく見えないのです。
  火星 地球 木星
赤道半径 3397km 6378km 1738km 71490km
公転周期
(1年の長さ)
687日 365日 27.3日
(地球の周りを
回る周期)
約12年
太陽からの距離
(平均)
約2億3千万km 約1億5千万km 38万km
(地球からの距離)
約7億8千万km
一日の長さ 24時間40分 24時間 29.5日 約9時間50分
地球と火星の一日の長さはほぼ同じです。
この表から、地球と月の距離は38万q、前に書いたように8月の火星大接近の距離は5576万q。火星は月の2倍の大きさしかありませんが、最接近したときでも月の150倍も遠いのです。このことから火星がいかに遠くにあるか、望遠鏡で見ても小さくしか見えないのかわかっていただけると思います。
夢を持って火星観測を!……いつの日か火星から地球を観測できる日が来ます
火星はまちがいなく人類が次に降り立つ星です。宇宙少年団のみなさんの中にも、もしかしたら数十年後火星の地に立ち、青い地球を望んでいる人がいるかもしれません。その時に、2003年の夏、僕らはあの星からこの火星を見つめていたんだな、と思い出に感動できるといいですよね。
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