「ミニプラネタリウム」(YAC宇宙教材)を遊びつくす!
12月配布のYACオリジナル宇宙学習教材は、「恒星ものがたり1」と「ミニプラネタリウムの作り方」です。「恒星ものがたり1」は、星の一生の物語が一目でわかる教材。「ミニプラネタリウムの作り方」は、豆電球を使った自分だけの小さなプラネタリウムを作ることができます。さぁ、また今回も教材の達人・宮崎先生に、教材の楽しみ方を伝授してもらいましょう!
―さて、先生。今回の「恒星ものがたり1」は、ド迫力の星雲の写真が満載ですね。最初見たときは、CGかイラストかと思いましたよ。
インパクト大な天体写真満載の誌面。星の様子だけでなく、天体写真技術の進化の度合いも見ることができる。
箱の上面だけを接着しないでおくと、箱の中に手が入れやすく、小さな穴に導線が差し込みやすくなります。
先生: こういうスケールの大きな写真をみると、創造がむくむく膨らんでいくでしょ? これだけ星がたくさんあれば、中には地球型の惑星もあるんじゃないか、とかね。宇宙を学ぶってことは、こんなにも大きな可能性を秘めた世界を知る、ってことなんだよ。それに、こんな大きな宇宙で暮らしているんだと思うと、気持ちも大きくならない? そう、宇宙を学ぶことで大きな心を育てることも出来るんだよ。
好きな星座を一つずつ映すことができるので、その星座の形を把握しやすい。部屋を暗くすれば、こんなにくっきり映ります。
先生: 海を見たり、夜空を見たりすると、気持ちが落ち着いたりすることあるでしょ? あれと同じことかもしれないね。今回はそんな星空の星座を、部屋で楽しめるミニプラネタリウムの教材も作ったんだよ。
―自分の部屋でプラネタリウム体験ができる教材ですよね。ずっと楽しみにしていたので、早速作ってみたんですけど、本体の箱に豆電球のソケットのどう線を通す部分がなかなか難しくて。箱の中のあの小さい穴になかなか線が通らないんです、、、。
先生: 説明書の5番の部分、ここで苦労してる子が多いみたいだね。簡単に作るポイントは、本体の箱を作る時、天井になる面だけ貼り合わせないでおくことなんだ。そうすると、箱の中に手が入れやすくなるから、簡単に穴に線を通すことができるよ。作り方もね、すべて説明書どおりにする必要はないんだ。自分でこうしたほうがイイ、と思ったら試してみてごらん。失敗しても、そこから新しい発見がきっとあるはずだからね。
16枚の星座板を、物語を考えながらならべていく宮崎先生。紙芝居のように、物語が進んで行くにしたがって、星座板を入れ替えていきます。
先生: 実際の星空やプラネタリウムだと、他の星もたくさんあるから、星座の形がわかりづらい時もあるからね。このミニプラネタリウムで星座の形をよーく把握してから、実際の星空で星座を探すと、きっと見つけやすくなるはずだよ。あと、僕のオススメの遊び方は、今回セットした16枚の星座板を使って物語りを作ってみる、ってもの。例えば、「"おひつじ"と"おうし"を連れた"ふたご"がいました、、、」みたいに星座でストーリーを作ってね。そのストーリーにあわせて星座を映し出していくんだ。映画みたいに部屋を暗くして、壁に豆電球のやさしい光で星座の物語が映し出されていく。なかなかいい雰囲気が出ると思うよ。もともと、このミニプラネタリウムは手で持って壁に映すことを想定して作ったんだけど、机などに置いてゆっくり眺めたい気にもなってね。ミニプラネタリウムを机に置いて使えるようなスタンドを考えてみたんだ。その専用スタンドを、PDF教材にしたから、みんなもプリントアウトして、使ってみて欲しい(こちらからダウンロードできます)。本体に角度がつくから、壁のちょうどいい高さに星座が映るようになるよ。
専用スタンドを装着! 適度に角度がつくので、机などの上に置いたままで、星座を壁に映し出すことができます。
先生: 実はもうほとんど完成していてね。次は僕も大好きな飛行機の歴史をテーマにした教材だよ。かなり力が入った自信作だから、来年2月をお楽しみに!
宮崎總一(みやざき そういち)
日本宇宙少年団理事、全国中学校理科教育研究会顧問。東京都公立小中学校の理科教諭校長を経て、平成8年退職。この間、文部科学省学習指導要領作成委員、東京都および全国中学校理科教育研究会会長などを務める。退職後は、NASDA/JAXA「コズミックカレッジ」などの事業企画・運営のほか、YAC副本部長として、YAC機関誌「ジュニア・サイエンティスト」(平成19年3月をもって休刊)編集、YACリーダーズセミナー企画・運営などに携わる。現在、YACオリジナル宇宙学習教材の開発を担当。
YACオリジナル宇宙教材の活用法のほか、活動アイディア、教具・教材開発などに関する質問やご意見がありましたら、お問い合わせページよりご連絡下さい。宮崎先生があなたのお悩みにズバリ答えます!
