水沢Z分団
報告日:2021年11月19日
第5回定例活動「色素を分けてみよう」
活動日・期間 | 2021年11月07日 9:30-10:50 |
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活動場所 |
岩手県 奥州市水沢地区センター |
参加者 |
総数:36名
・団員: 16名 ・他分団員・本部所属団員: 0名 ・体験入団者: 0名 ・指導員: 6名 ・保護者・その他: 14名 |
参加層(活動対象) | 小学生 、 中学生 、 高校生 |
望ましい経験年数 | 特になし |
活動総額 | 0円 |
活動形態 | 日帰り |
食材・食品の取り扱い | なし |
活動分野 | 科学一般(物理・化学・地学など) |
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活動内容 | 実験 、 交流 、 座学・学習 |
はじめに三戸猛雄リーダーより実験内容と手順についての説明がありました。今回の実験では長方形にカットしたコーヒーフィルター短編を下方とし、下から1㎝のところに水性ペンで直径3㎜程度の点を書き入れ、色点部分が浸らないようにフィルター下部を水に浸し、上昇してくる水と共に分離しながら移動するペンの色素を観察しました。 最初は戸惑っていた団員たちも、色素の分離が見えると歓声を上げながら実験を繰り返し、色素分離によって現れる色の違いを観察していました。なかには使用した色名を記録しながら実験をする団員も見られました。 40分ほど各自で実験を繰り返したところで、水性ペンではなく油性ペンでも実験。こちらは水ではうまく色素分離できないことを確認した後で、水を除光液に変えて使用した様子を披露。水では変化しなかった油性ペンの色素が分離する様子等、溶液とペンの種類によって結果が異なる様子を観察しました。さらに、色の付け方や形によって模様が変化する事を紹介し、自由に色の分離状況を観察してもらいました。漢字を書いて字が崩れる様子を楽しむ団員も見られました。 実験後にはエキシビジョンとして、触媒をキーワードにノーベル化学賞の受賞内容を解説し、最後に質問時間を設けました。 団員たちからは、「どの色が最もよく分離するのか」「2つの点をプロットしたところ、真上ではなくてお互いに近づくように線が伸びたのはなぜか」「中学受験や高校受験に触媒は出てくるのか」等、様々な質問がありました。提出された感想には、色の分離状況を記録したもの、ずっと先のものを勉強したというもの等が寄せられ、今回行った実験により、新しい素材を生み出す現場で日々使われているということを学びながら、年齢に応じて思い思いに遠い存在の化学を身近に感じて内容を受け止めてくれていたことが感じられました。 |
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